ママ活は健全に食事やデート、性行為などをすればママも男性もお互いに良い思いができます。
しかし、中には美人局で悪質なことを働こうとするグループも存在するのです。
今回は、ママ活と美人局について解説していきます。
美人局ってどういうもの?
美人局とは「つつもたせ」と読み、文字から何となく綺麗な女性が関係している言葉だと分かるかもしれません。
確かにそうなのですが、実は決して良い意味ではないのです。
簡潔に言うと、美人局は犯罪行為の一種で詐欺や恐喝の被害を受けるものです。
男女が手を組んで、ママ活している男性を狙い、女性が色仕掛けなどをしたところで相棒の男性が出てきて金品を奪うなどがこれです。
愛人関係の二人が手を組むこともありますが、中には夫婦が美人局という犯罪をしてお金を手にすることも少なくありません。
美人局の男性に迫力がある場合が多いため、その威圧感に圧倒されて、言われるがままにされる、という事例はこれまで多く見られてきました。
ママ活でよくある美人局の被害とは
綺麗な女性とホテルに行ったら数名の男に囲まれて金品を奪われた
よくあるのが、数名の怖い男たちに囲まれて金品を奪われるものです。
女性に誘われて、いい気分になってホテルについていった結果、男たちに囲まれて怖い目に遭ったというケースは全国的に多く見られます。
まさに美人局の典型とも言えるケースなのですが、こういった事例があることを知っている、知らないで男性の取る行動は変わってきますのでよく理解しておきましょう。
女性との性行為を撮影されてそれを証拠に脅迫される
これは夫婦で共謀する場合に見られる被害で、妻である女性を餌にして、ターゲットの男性を誘い出し食事や性行為に及ばせます。
それをスマホやビデオカメラなどで撮影して、妻の夫が証拠としてターゲットに示し、脅迫するというものです。
「職場や家族に知られたくなければ…」という文言が付き物で、ターゲットの男性は恐怖からお金を払ってしまうわけです。
証拠があるためどうしようもない、というところに付け込む点がポイントです。
ぼったくりバーで高額請求される
綺麗な女性に誘われてバーで食事をすることもあるでしょう。
しかしこれが美人局だと被害は深刻です。
なぜなら、簡単な飲食をしただけで数十万円請求されることがあるからです。
お金がないと言っても現金を引き出しに行かされたり、時計などを置いていけ、と言われることもあります。
バーと言っても詐欺が目的のバーなので、簡単についていかないことが重要です。
ママ活アプリにはどういう特徴の美人局がいるの?
プロフィール写真がセクシー過ぎる
ママ活アプリでママを探している時に、必ず相手女性の写真を見て、確認しますよね。
その写真があまりにも綺麗でセクシー過ぎる女性だと美人局の可能性が高くなります。
もちろん必ずそうであるとは言い切れないのですが、その魅力で男性を誘いホイホイとついていってしまうと痛い目に遭います。
綺麗な女性であることに越したことはないでしょうが、「もしかしたら美人局の可能性もある…!?」という警戒心を持つことも大切です。
女性側からすぐに会いたがる
ママ活アプリではマッチングしてからメッセージでやり取りをすることになります。
そこでは条件交渉や他愛のない会話などが繰り広げられるのですが、中には「あなたとすぐに会いたい」と迫ってくる女性も少なくありません。
男性にしてもこれは嬉しいことでしょうが、すぐに会いたがる女性も美人局かもしれないのです。
早く会って、金品を巻き上げたいというのが本音の可能性があるので、注意が必要です。
メッセージで性行為を匂わせる
美人局はすぐに性的行為を提案してきます。
これは「今すぐエッチしたいな…」、「今日会ってセックスできる人募集」というような言葉で男性を引き付け、会うことになった男性とホテルに入ったところで、別の怖い男性が来て脅迫されることが目的です。
「こんな綺麗な女性と性行為ができる」と喜ぶのではなく、危険な匂いを感じ取れるようにしましょう。
人目がない所を待ち合わせ場所にする
ママとの待ち合わせ場所はそれぞれでしょうが、美人局は人目のない寂しい場所を指定してくることが多いです。
これは犯罪行為をするために少しでも人目に触れないようにということで、決して二人の関係を誰にも邪魔させないというものではありません。
人目のない場所なので犯罪をしやすく、目撃者を作りたくないというのが目的です。
ママ活アプリにいる美人局にはどうやって対処すれば良いの?
美人な相手には気を付ける
男性の多くは美人に弱いと言われています。
美人と食事やショッピング、さらには性行為までできるとなれば男性は喜んでついていってしまうのではないでしょうか。
しかし、「こんな美人と簡単にマッチングするだろうか」という意識を持つことは忘れてはいけません。
はやる気持ちを抑えて、「もしかしたら美人局の可能性もある?」という気持ちを真っ先に持つようにしましょう。
簡単に性行為できそうな女性には要注意
いくらママ活と言っても、そう簡単に性行為することはできません。
しかし、簡単に性行為できそうな女性はかなり危険です。
後から怖い男性が出てくる可能性が高いので、本当にこの女性と性行為しても大丈夫か、話の中で探ってみるようにしましょう。
スクショしてやり取りを残す
ママ活アプリでは上述の通り、ママとのやり取りをメッセージの中で行います。
そこから個人的に連絡先を交換するなどして進展させていくものですが、基本的に怪しいなと感じたらどのような内容でもその画面をスクショ(スクリーンショット)しておきましょう。
後から証拠になることもありますので、とても大切な方法です。
できるだけやり取りを録音、録画する
スクショのところでも触れましたが、ママとのやり取りはできるだけ記録に残しておくようにしましょう。
それは録音や録画、その他の方法でも構いませんが警察に通報する際の大きな証拠となります。
泣き寝入りする可能性があるため、少々面倒かもしれませんが録音や録画をすることは美人局を避けるためには大切なことなのです。
持っていくお金は最小限に
ママ活なので基本的にはママに食事代などを出してもらうでしょう。
とは言え、男性もいくらかのお金を持っていかなければなりません。
しかしここで持っていくお金は最小限にする必要があります。
多くを持っていくと、仮に相手が美人局だった場合すべてだまし取られてしまうからです。
後々、後悔しないように、自分の中でこのくらいは持っていこうと事前に決めてから待ち合わせ場所に向かうのが良いです。
初めから美人局がいないアプリを使う
優良なママ活アプリであれば基本的に美人局は存在しません。
あまり評価の高くないアプリを使うからこそ、美人局に遭遇してしまうのです。
どういったアプリが優良なのかどうかはランキングなどが公開されていますので、すぐに判断することができます。
お金をケチって良くないアプリを使うよりも、多少の出費は覚悟して優良アプリを使った方が安全だと言えます。
もし美人局に遭ってしまったらどうすれば良いの?
すぐ警察に知らせる
まず言えることはすぐに警察に知らせることです。
美人局とは言うものの、その中身は脅迫や詐欺などの犯罪行為ですので警察が動いてくれます。
この時にスクショや録音した記録などが残っていれば、逮捕までそう時間はかからないかもしれません。
家族にバレるのが怖いと思わずに、1秒でも早く知らせるようにしましょう。
弁護士にも忘れずに伝える
美人局に遭遇したら警察だけでなく、弁護士にも連絡しなければなりません。
弁護士に連絡をすれば被害にあった男性の立場や利益、暮らしを守ってくれますし、仮に解決してもその後も強力なサポーターとなってくれますので、心強い味方にもなってくれます。
一人で抱え込むのではなく、まず専門家に知らせることも忘れてはなりません。
相手の身元を調べるために興信所に依頼する
興信所は様々なことを調べてくれる機関です。
浮気の証拠などを掴む、といった時に依頼をすることが多いでしょうが、美人局に遭遇した場合にも相手の身元を特定するために興信所に依頼をすることはかなり有効です。
実際、興信所に依頼をして美人局を特定して解決に至ったというケースも多く見られるので抵抗があったとしても興信所に依頼するようにしましょう。
ママ活の美人局のまとめ
このように、美人局に遭遇するとかなり面倒なことになります。
金品を奪われるだけでなく、自分の家族を崩壊に追い込まれるケースもあるでしょう。
そうならないためにも自身の意識を高く持ち、もし遭遇しても警察など知らせるべきところには早く知らせて自分とその家族をしっかり守らなければなりません。